2013年06月04日

時鳥は夜に鳴き(後編)

幕末志士の恋愛事情、武市半平太先生ルートの二次小説です。
こちらは後編となりますので、前編中編 未読の方はそちらからどうぞ。

<お詫び> 後編アップがこんなに遅くなってごめんなさ〜い!m(_ _)m
 仕事とかが重なりまして・・・よ、四日? 四日たっちゃった!
 ご期待に添えるかわかりませんが(あ、してない?)・・・やっと後編、です!

そして皆様、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、今回はイラスト付きです!
幕恋超人気絵師のたけさんに無茶言ってリクしちゃいました〜(T▽T)
外出許可(モバゲのお外って意味で)もいただいたので、こんなとこにまで貼る私♪
超絶美麗な先生をご賞味くださいませ!

さらに、いつもコメントくださるりゅーまさんが、妄想追加(笑)で連載はじめてくれました♪
ご自身のページ『メモ晒し(幕恋編)』にてウェディングパニック 続くそうです!


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※まずはお名前入力確認をどうぞ

 主人公は「  」ですか?
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時鳥は夜に鳴き(後編)                  幕恋創作小説:武市ルート
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桂さんと別れたわたしは、宝積屋でお饅頭を買ってから、薩摩藩邸を訪ねた。
立派な上り框の広い玄関で声を掛けると、出てきたのは顔見知りの女中さんだった。

「こんにちは。大久保さんにお願いがあって来たんですけど、いらっしゃいますか?」
「まあ、お嬢様・・・」

あ、まだその呼び名なんだ。
以前薩摩藩邸にお世話になった時、大久保さんは藩邸の人に、わたしをそう呼ばせた。
素性が知られないためにだったらしいけど・・・慣れないなあ。

「おりますが、今はちょっと・・・」
「あ、会合か何かですか?」
「いえ、その。朝議で少々荒れて・・・」
「・・・・・・」

・・・機嫌悪いんだ、大久保さん・・・。
豚肉下さい、なんて言える雰囲気じゃないかも・・・

「――ほう、小娘ではないか。さっそく考え直したか」

尊大な声がわたしたちに投げかけるように響いた。
廊下の奥から、大久保さんが大股で歩いてくる。

「考え直した?」

なんだっけ、それ。

「ド嫉妬男に嫌気がさしたのだろう」
「え?」

ド嫉妬男・・・ってすごい言い方。
まさか武市さんの事じゃ・・・ないよね?
なんだかよくわかんないけど、喧嘩に来たんじゃないんだから、スルー、スルー。

「こんにちは、大久保さん。今日はちょっとお願いがあって伺いました」

取りあえず挨拶を、と思って頭を下げたのに、大久保さんはうんざりした顔をした。

「・・・思い出す気もないのか。
 まあ、いいだろう。丁度、つまらん会合で辟易していたところだ。
 小娘の願いとやら、聞くだけ聞いてやっても良い」

「ありがとうございます」

良かった。
そんなに機嫌は悪くなさそう。

わたしは大久保さんにうながされて、草履を脱いだ。。



廊下を渡って、前に武市さんとお酒を持ってお礼に来た時と同じ部屋に通される。
あの時見事だった藤の花は、すっかり緑一色のつる草になっていた。
手土産のお饅頭を畳において差し出すと「宝積屋か」と一瞥した。
上座に座った大久保さんが、わたしを見下ろすように問いかけた。

「――して、この私に願いとは?」
「はい。あの・・・こちらでお肉を食べると聞いて」
「肉、だと?」

さすがに意外そうな顔をして、大久保さんが言った。

「えーと、薩摩では豚肉を良く食べるって」
「・・・まあ、確かにな。それがどうした」
「少し、お肉を分けていただけると嬉しいんですけど・・・」
「・・・・・・たしかに。江戸の藩邸ほどではないが、ここでも豚は飼育している」
「え、ここで育てているんですか?」

まさかここで飼ってるとは思わなかった・・・
でも、未来と違って冷蔵庫なんかないから、当たり前か。
精肉したお肉を九州から運んでくるわけには、いかないもんね。

「・・・小娘は肉を調理できるのか?」
「ええ、まあ。前に居たところでは普通にあったので」
「・・・前に居たところ、ね・・・」

あ、まずかったかな?
大久保さんはわたしが未来から来たことは知らないはず・・・

「――失礼いたします」

女中さんがお茶を運んできた。
お盆の上には、二つの茶碗。ひとつは絵具を溶かしたように緑色で濃い。
濃い茶の方を大久保さんに、そうでない方をわたしの前において、一礼して下がった。

あいかわらず恐ろしい色のお茶を飲んでるなあ・・・
お腹とか壊さないのかな、この人。

出されたお茶をぐびっと飲んで、大久保さんはつまらなそうに言った。

「ふん。誰ぞ怪我でもしたか?」
「えっ!?」
「武市くんか」
「な、なんで・・・」
「図星のようだな」

そ、その通りですけど!
なんでそんなことが・・・

「小娘が一人でここへ来た事を考えれば、自ずとわかる」

・・・わかりません。
って言っても、どうせ教えてくれないんだろうな。

「で?」
「はい?」
「・・・どんな具合だ」
「あ・・・」

武市さんのこと、心配、してくれるんだ・・・。
この間は自分が濡れてまで傘を貸してくれたし、やっぱりいい人なんだよね。

「・・・刀傷、です。深くはないけど、すぐ手当てできなかったので、血を失ったみたいで」
「ふん。剣の腕しか取り柄がない男がそれでは、救われんな」
「なっ・・・なんてこと言うんですか!」

武市さんは剣の腕だけじゃないもん!

「大方、小娘に気をとられて一太刀浴びたのであろう」
「ちがいます!わたしはいませんでしたから!」

大久保さんが怪訝そうな顔をした。

「ん?ひとりだったのか?」
「そうです、ひとりで・・・」
「相手が多数だったか?」
「いえ、一人でしたけど」
「一対一で負けたのか!どこの輩とやり合った?」

面白がるように、大久保さんがぱしんと自分の膝を打った。
その様子にますます腹が立ってしまう。

負けてないし!
土方さん相手に脇差一本で対等に戦うなんて、武市さんじゃなきゃ出来なかったよ!

「一対一でも、武市さんは刀を忘れて、持ってなかったんです!」
「・・・刀を忘れた?」
「はい!・・・あっ」

これって、フォローになってない!?

「・・・くっ、はぁっはっは!」

大久保さんは天を仰いで爆笑した。
そ、そんな笑わなくたって・・・

「刀を忘れたか!それはいい!」
「わ、笑わないで下さい!」
「何故だ?私は褒めている。ようやくあの男も殻を破りかけた証拠ではないか」

はあ!?
もう、何言ってるか全然分かんない。

「おもしろい。いいだろう、小娘。豚肉が欲しいといったな」
「えっ、くれるんですか?」
「ただではやれんな」
「・・・おいくらですか?」

少しなら持ってきてる・・・けど。
この時代のお肉って、いくらぐらいするんだろう。

「そんなものに興味はない」
「ええ!?じゃあ・・・何を」
「そこだ。小娘はひきかえに、何を値とする?」

ニヤリ、と大久保さんが笑った。
わたしを値踏むような目つきで見てから、茶碗をとって一口飲む。

ひきかえに、とは言っても・・・。
わたしに何ができるだろ。
掃除とか洗濯とか料理とかならできるけど。

・・・うーん。

何を値とする?なんて。
意地悪だなあ。代わりに藩邸中を掃除しろ、とか言ってくれればやりやすいのに。
大久保さんは何をして欲しいんだろ。
ここで答えを間違ったら、お肉くれないのかな・・・。

うーん・・・。

「・・・あ、じゃあ」
「ほう、何をする?」

「何でもひとつ、言うこと聞きます!」

これなら間違いないよね。


と、思ったんだけど・・・。
大久保さんは、ぽかんとしてわたしを見た。

め、珍しい顔してる・・・

そう思って、まじまじと見てしまう。
すると、大久保さんの手から、茶碗が滑り落ちて、苔色の液体をまき散らして転がった。

「ちょ、大久保さん!お茶!」
「・・・!」
「もー、何やってんですか!」

あわてて、懐紙を出して、こぼれたお茶を押さえた。

「ふ、ふん!何でもひとつ、だと? 小娘のすることなど、何の役にも立たんわ」

あ、そうですか・・・
そうでしょうね、どうもすいません!

「だが呑んでやらんでもない」

何それ!
もう、だったら最初からそう言えばいいのに!

「よかろう、女中に言って豚肉を用意させよう。その間小娘には・・・」
「なんですか?」
「証文を書いてもらう」
「しょ、しょうもん!?」

それって、借金の証文とか、そういう時に使う証文の事!?

「今は何を言いつけていいか思いつかぬのでな。値は後に支払ってもらおう」
「はあ・・・」
「矢立は・・・持っておらぬだろうな。文机を用意させよう。
 ――おい!誰かおらぬか」


大久保さんに急かされて、女中さんがあれよという間に文机を運んでくる。
ご丁寧に墨まで磨ってもらって、わたしは言われるままに証文を書いた。


『何でもひとつ、大久保さんの言う事を聞きます。 


後で何を言われるんだろう・・・
ちょっと、心配・・・。




女中さんが用意してくれたお肉を持って、わたしは寺田屋へ帰った。

帰る道すがら、何の料理を作るか考えたけど・・・
焼いたりするより煮た方が食べやすいよね。
トマトと大豆で煮たりは未来で良くしたけど。
この時代、トマトって見ないし。
うーん、単純に柔らか〜く煮豚とか。
圧力鍋なんてないから時間はかかるけど、夜ごはんには間に合うよね。

なんてことを考えてたら、ぱらぱらと雨が降ってきた。
傘を持ってないので小走りに道を急ぐ。
幸い、寺田屋まではもう少しのところだったので、そんなに濡れなくて済んだ。

「ただいま、お登勢さん」
「お帰り。いや、降ってきたん?」
「はい、すこし・・・」

着物についた雨粒を軒下で払ってから、懐から手拭いを取り出して肩や頭を拭いた。
お登勢さんが近寄ってきて、自分の手拭いで拭くのを手伝ってくれる。

「首尾はどない?」
「えへへ、いただきました。かまど、ひとつ占領しちゃって大丈夫ですか?」
「かまへんえ」

台所に入ると、鍋や釜はきれいに片づけられて、誰もいない。
取りあえず、下ゆでしなきゃ。まずお水で煮とかないと柔らかくならないって・・・
あ、でも。そろそろお昼だ。

寺田屋は舟宿だから、お昼ご飯を供するような泊り客はいない。
武市さん達も大抵お昼は出かけてることが多いけど、
いる時は朝ごはんの残りを簡単にお膳にするか残ったご飯でおにぎりにして食べていた。
今日は全員いるはずだけど・・・

日の当たらない土間上に置かれた残り物用の鍋を開ける。
・・・うん、おかずもけっこう残ってるからお膳にしちゃおう。
また食べさせてあげなくっちゃ。

ちょっとうきうきしながら用意をしていると、お登勢さんの顔が戸口に覗いた。

ちゃん」
「はい?」
「これ・・・ちゃんのやろ?」

そう言ってお登勢さんはぺらっと文みたいな紙を見せた。
縦に織り目がついた和紙に、墨で歌みたいなのが・・・

――って、ええっ!?

わたしはあわてて懐をさぐる。
な、無い!

「やっぱりな。宛名もなんもあらへんけど、先生がちゃんに贈らはった歌やろと思たわ」
「おおお、お登勢さん、どこでそれ・・・」
「土間に落ちてたんえ。勘忍な、お客さんのかと思て、中見てしもたわ」

あ、もしかしてさっき手拭いを取り出した時・・・

「す、すいません、拾っていただいて・・・てゆうかなんでわたしってわかったんですか?」

やっぱり桂さんが言ったように恋歌だから?
渡された文をもう一度見る。

「こんなん詠むの、寺田屋やったら先生しか心当たりはあらへんなあ」
「はい?」

どういうこと?
だって確か意味って、好きな人がそばに居なくて淋しい・・・っていうのじゃなかった?

「いやあ、情熱的やね、ちゃん。女冥利やわぁ」
「・・・・・・情熱的?」
「いや!ちゃん、もしかして意味わかってへんの?」
「いえ、いちおう・・・好きな人がそばに居なくて淋しい、みたいな意味ですよね?」
「ちゃうて。それは表の意味やないの。裏読まんと」

裏!?
裏があるの?

思わず文をひっくりかえして裏を見た。
ぱしんとおでこを叩かれる。

「何ひっくりかえしてんねん。その裏なわけあるか」
「あはは、ですよね・・・」

お登勢さん、つっこみ鋭い・・・さすが関西人・・・。
おでこをさすりながら、もう一度文を返した。


 月の宵
  待つは片羽の
   ときつどり
 鳴くに忍びて
  縷々と過ぎ行く


「ほれ、行の頭だけつなげて読むんえ」
「え?頭だけ?」
「そうや。頭の音だけな」

つ・・・ま・・・と・・・な・・・る・・・

――ええっ!? 妻、となる!?

「な? ちゃん、先生と、めおとんなる約束でもしたん?」
「あ、あう。えっと、その・・・」
「したんやね」

したけど、したけど・・・
ぐ、偶然じゃないの?たまたまそういう並びになっただけで・・・

「そやしこの歌の意味は単に、愛しい人がいーひんで淋しおす、やあらへん」
「えっと、でも・・・」
「そやな。ちゃんにもわかるように訳したげたら・・・

 『君が妻となる日までもう少し。君がいない独り寝の僕は、その日が来るのを心待ちに
  ときつどりの初鳴きを待つような気持ちで、眠れぬ夜を過ごしているよ』

 ってとこやな」

う、うわ―――っ!
なんか一気に恥ずかしい内容に!
てゆうか『僕』とか言われるとよけいに・・・武市さんに言われてるみたいで・・・

――は!
わたしこれ、桂さんに見せちゃったんだった!

ま、まさか気づいてないよね・・・
うん、何も言ってなかったし、大丈夫だよね。

「先生の我慢強さには感心しきりや」
「そ、そんな・・・だってまだ結婚してないし」
「・・・とことん箱入り娘やな」

う、呆れられてる・・・。
わたしだって武市さんが好きだから、もちろん嫌じゃないけど・・・。

正直、何をどうすればいいのかさっぱり想像つかないし!

未来じゃ剣道ばっかりしてたからなぁ・・・
うう。カナちゃんに相談したい・・・



お膳をみんなの分だけ用意して、運ぶ。でも武市さんに持ってく分は、おにぎりにした。
歌の意味を聞いてからずうっとそれが頭の中で鳴っていて。
この状態で朝のアレはちょっと・・・

おにぎりを乗せたお盆を持っていくと、武市さんは窓際で書物を読んでいた。
肩から羽織っている打掛が、なんだか色っぽいような・・・

「た、武市さん、お昼御飯です」
「ああ、ありがとう・・・もうそんな頃か。・・・あれ」
「な、なんですか!?」
「握り飯なんだね、残念だな」

ざ、ざんねんって・・・!

「・・・食べさせてくれないの?今朝みたいに」
「おおおお、おにぎりなんだから、大丈夫ですよねっ」

恥ずかしくて避けたことを言い当てられた気がして、不自然にどもってしまった。
武市さんがそんなわたしをじっと見る。

「・・・どうかした?
「いえ別に!じゃあ、これ、ここ置きますから!」

あせればあせるほど、挙動不審。
武市さんから少し離れて、お盆を置いてから、ちょっと押して近づけた。
お、お行儀悪いけど・・・

「・・・・・・」

武市さんは、ちょっと考えるような表情をして、立ち上がろうとしたのか姿勢をかえる。
とたんに、ふっと身体が傾いで頭を押さえた。

「武市さん・・・!」

あわてて身体を支えに走り寄る。

「大丈夫ですか!?だめですよ、立ち上がっちゃ・・・」

きゅっ。

肩の下を支えたわたしの手に、武市さんの左手が重なった。
大きな手で、包み込まれる。

「た、武市さん?」
「・・・つかまえた」

・・・って、ええっ!まさか!

「わ、わざとですか!?」
「だってが逃げるから」
「ひど・・・っ」
「ひどいのはそっち。どうして僕から逃げるのかな」

どうしてって、それは・・・

 『 妻となる 』 『 独り寝 』 『 眠れぬ夜 』・・・

お登勢さんが訳してくれた歌の単語が、頭の中でぐるぐる回る。
妻とか寝るとか夜とか、わたしだってその意味は・・・わかるよ。

もちろん、今までも寸前はあったわけだし、好きなら当然のことだとわかってるけど。

これまでのは、なんというかその場の感情に流されて、って感じだった。
きっとそんな風に、わけわかんないうちにそうなっちゃうんだろうな、って思ってた。
だけど・・・

望んでくれてることを歌という形で教えられて。
それを手にして、触って、文字を目で追って。
はじめて、武市さんの想いをすごく身近に感じる。
他の誰でもない、武市さんとわたしの、大切なこと・・・

大好きでずっと見ていた武市さんが、いきなり腕の中に飛び込んできたみたい。
そのギャップが苦しくて、どうしたらいいか・・・わからない・・・。

こつん。

武市さんがおでことおでこをくっつけた。
これ以上ないくらい近くに、武市さんの伏せられたまつげが見える。

「・・・から雨の匂いがする」
「えっ・・・」

声とともに、まつげが震えた。
触れたおでこにも、かすかに感じる、振動。

「・・・どこかに行って来たの?」
「あ・・・おつかい・・・に・・・」



「――うぉっほん!」


――この声!

がばっと振り返ると、開いたままの障子の向こうに、
大久保さんが仁王立ちしていた。

「――邪魔するぞ」
「おおおお、大久保さんっ!?」

ううう嘘でしょ!?
い、今の見ら見ら見られ・・・っ

「・・・わかっているなら、ご遠慮願います」

低い声で武市さんが言った。

「元気そうだな、武市くん」

まるでその言葉が聞こえていないように、大久保さんはずいっと部屋に入ってくる。
わたしはその分後ずさった。

「・・・何の御用ですか」

明らかに不機嫌な顔で、武市さんが言う。
なんかその顔、久しぶりに見たかも・・・

「何、武市くんが怪我をしたと聞いてな。
 ちょうど今日は暇だったので見舞いに来てみたのだ」

「怪我したと聞いた・・・?」
「そう、それと」

大久保さんは懐に手を入れた。
がさっと音を立てて、何か、紙のようなものを取り出す。

「証文の取り立てにな」

―――ええっ!?
それって、さっきの!?

大久保さんが、取り出した紙を、ぺらっと放った。
ひら、ひらと左右に振れてから、武市さんの目の前に落ちる。
そこには確かに、ついさっきわたしが書いた一文が記してあった。


『何でもひとつ、大久保さんの言う事を聞きます。 


文字を追っていた武市さんの目が見開く。

「―――な・・・っ!?こ、これは・・・っ」

その驚き具合に、わたしの方がびっくりする。

「大久保さん、これは・・・っ!」

武市さんがあわてて立ち上がった。
そのとたん、今度は本当にふらっと倒れそうになる。

「武市さん!」

わたしは抱きつくようにしてそれを支えた。
肩に羽織っていた打掛が、ばさっと落ちる。
めまいがするのか、武市さんは頭をぶるぶるっと振って、わたしを見た。
その眼にはまだ驚きが残っていて・・・

、君がこれを・・・?」
「は、はい・・・」
「なぜこんな・・・君は自分が何を書いたのかわかってるのか!?」
「えっと・・・」

だって・・・

「小娘は先ほど藩邸に来てな、豚肉が欲しいというので分けてやったのだが・・・」
「・・・まさか、そんなことのために!?」
「そんなことって、だって・・・武市さん・・・血が・・・」

武市さんのあまりの剣幕にびっくりして、わたしは喉が詰まってうまく言えない。

「血なんかどうでもいいっ!」
「そ、そんな・・・どうでもよく・・・ないです・・・」

じわっと涙が盛り上がった。
武市さんはわたしの顔から目をそらすと、手を振り払って大久保さんの前に座った。
そのまま勢いよく頭を下げる。

「大久保殿。真に申し訳ありませんが、ご容赦いただけませんか」
「ほう」
「我が身で代わることでしたらどんなことでも・・・!」
「それは無理であろう。男にさせる趣味はない」
「・・・っ!」

一瞬息を呑んでから、武市さんが畳につくほどさらに頭を下げる。

そんなに・・・悪いことなのかな。
なんで武市さん、そんなに怒ってるの・・・?
武市さんが元気になるためだったら、わたしだって、何でもするよ。

武市さんが本気で怒ってるのが悲しくて、盛り上がった涙がぼろぼろっとこぼれた。
あわてて手でぬぐう。
ちらりと、大久保さんがわたしを一瞥した。

「・・・・・・」

武市さんは頭を下げたままぴくりとも動かない。
誰もしゃべらない緊張感のせいか、空気がびりびりと肌に痛いような気さえした。

そして――大久保さんが息をついた。

「――小娘。豚肉料理ができると言ったな」
「は・・・あ、はい」
「それを供せ」
「は?」
「・・・私に同じことを二度言わせるな。証文の代価だ、美味い豚肉料理を食わせてみろ」

武市さんが頭を上げて、大久保さんを見た。
そしてもう一度、頭を下げる。

「・・・かたじけない」
「男に飯を作らせる趣味はない、そう言っただけだが?」
「そうですね」
「ふん。わざとらしく殺気を出さんでも負け戦はせんわ」

負け戦?
大久保さんのいう事はいつもよくわからないなあ・・・

「だが武市くん、君が死んだら不戦勝だな」

し、死んだら!?

「縁起でもないこと、言わないでくださいっ!」

割って入ったわたしは、完全にふたりに無視された。

「・・・それは死ねませんね」
「そうだ、怪我なぞしてる場合ではないぞ」
「・・・ご忠告、痛み入ります」

なんかよくわかんないけど、要するに大久保さんは武市さんを心配してるのかな。
普通にお見舞いに来ればいいのに・・・

「ふん、武市くん。ずいぶん血の気が戻ってきた顔をしているぞ」
「・・・おかげさまで」
「悋気も使いようか」
「・・・・・・」

言われてみると、たしかに武市さんの顔に赤みがさしていた。

「武市さん、ほんとだ、顔色・・・」

ほっとして駆け寄ったわたしを、武市さんがじろりと見た。
ま、まだ怒ってる・・・

「・・・大久保さん。夕餉までには充分時間があります。碁でもいかがですか?」
「ほう。この間の決着か」
「いかにも」

大久保さんがぐるっと部屋を見渡す。

「・・・で?この部屋には碁盤がないようだが」
「察しが良くて助かります。
 碁盤は龍馬の部屋にあります。どうぞ先に行ってらしてください」

「・・・長くは待たんぞ」

ふん、と鼻を鳴らしてから、大久保さんは廊下を去っていった。



「・・・・・・」

うう・・・
無言の圧力が・・・


「は、はいっ!」
「・・・二度とあんなこと、書いたり言ったりしては駄目だ」

えっと、「なんでもひとつ言う事ききます」のことだよね・・・。

「大久保さんが引いてくれたから良かったものの・・・
 ・・・下手をしたら何をされてたか、わかってる?」

「・・・・・・何か怖いことされたんでしょうか」
「・・・って、君は本当に・・・。僕が甘やかし過ぎたのかな」

ええっ!?
甘やかされたって・・・そうかな?

「・・・通じてないね」
「あの・・・」

「・・・例えばこういう事をされる」
「え?」

急に強い力で武市さんに引き寄せられ、膝のうえに横抱きにされる。
バランスを失って足をばたつかせてると、荒々しく口づけられた。

「んっ!」

ちょ、さっきみたいに大久保さんが戻って来たら・・・!

そう思って少し抵抗するけれど、後ろ髪を鷲掴みに抑えられていて
逃げることなんてできない。
激しい口づけに、どこまでが自分の唇でどこまでが武市さんの唇か・・・
区別がつかなくなった頃、ふっ、と・・・解放された。

「・・・はぁっ」
「・・・こういうことをされるんだよ」

お、大久保さんが!?
これを!?
ちょっとそれはないと思うけど・・・

「・・・まだわからないなら、もっと先まで教えるけど。今。」
「わっ、わかりましたっ!」

あわてて手を振った。
もっと先までって・・・てゆうか障子とか開けっぱだし!
いや、閉めてたらいいとかそう事じゃないけども!

「・・・なにがわかったのか、言ってごらん」
「もう、二度と、誰にも、何でもひとつ言う事ききますなんてことは言いません!」

早口で言うと、武市さんがほっとしたように笑った。
その顔を見て、わたしもほっとする。

うん。
武市さんがあんなに嫌がるなら、もう言わないよ・・・。

「・・・いい子だね。・・・いや、訂正して」
「え?」

「僕には言っていい」
「へ?」

な、なんで?

「僕だけならね」

そう言って、わたしを抱きしめる。
耳元に唇をつけるようにして、囁いた。

「・・・ほら、言ってごらん」
「で、でも・・・」

「何でも言うとおりにしますって・・・の声で聞きたいな」

な、なんかセリフ微妙に変わってません!?

何でも言うとおりに・・・って・・・
ていうかそれ、言ったら・・・その後、なんか言われるんじゃ・・・

「大丈夫、何にもしないから・・・」
「な、なんにも・・・って」

「しないよ。今は。
 ―― ときつどりの忍び音は、夜と決まっているからね・・・」



   月の宵
    待つは片羽の
     ときつどり

   鳴くに忍びて
    縷々と過ぎ行く



 君が妻となる日までもう少し。
 君がいない独り寝の僕は、その日が来るのを心待ちに
 ときつどりの初鳴きを待つような気持ちで、眠れぬ夜を過ごしているよ・・・


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<おしまい>

イラストは、たけさんご提供です!和歌のイメージで、なんつー無茶リクに、
期待をはるかに凌駕する美しさの先生をお描きいただきました〜!(T▽T)
ありがとうございました!




posted by ふじ at 10:18| Comment(31) | 連作長編―武市 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
あ〜待ちに待った後編!
武市さんの気持ちみたいに待ちどうしかったです〜。大久保さんここでもわかりにくい優しさ発揮してますね。いい人だ(笑)
たけさんのイラストも素敵すぎて 私も武市さんの隣に添い寝したい!
今日も張り切ってがんばるぞ。ふじさんエネルギー補給ありがとうございました。
Posted by kamikakusi at 2013年06月04日 10:36
行く前にアップされてたので全部読んじゃいました(*´∀`*)
最後の先生、超Sですねww
小娘ちゃんにはたっぷり一晩かけて教育しなければなりませんね〜笑 
察しが少しは良くなってきたけどまだまだ鈍いから、大久保さんもさぞかし弄り甲斐があるでしょう。
でもコーチが先生なら、小娘ちゃんの成長も早そうな…(笑
大久保さん流のお見舞い、大成功ですね。先生お肉食べなくても血の気がカムバック☆

昨日あれから、布団の中で思いついたネタを携帯にポチポチしていたら。1時間位で小説出来上がってしまいました^^;携帯をメモにするはずが携帯で千字打ってしまったというww
でも、fujiさんの小説読んでいるとやっぱ物語もそうだし文章も凄くスムーズなので、そのへんを参考に推敲しようと思ってます^^
Posted by かえで at 2013年06月04日 10:51
やばい。。。また鼻血が。。(笑)
今回は私的ランク3位の大久保様も登場してくれ、前回は2位の桂さんで、本当に楽しんでいます^^ 大久保さんって、純粋な人だけに、言葉が意地悪でかわいいですよね。後編でお茶をこぼす行が、つぼりました(*´ω`*)料理を作れと命じるとこは、なんだか切なかったです。。。くすん。 
とはいえ、ランク1位の先生が大ピンチでもあるのでそれはそれで「ひー!」と焦ってましたwでもやっぱり小娘ちゃんにはあまあまな先生。早く満願の夜にならないかなぁと期待してしまう私でした。 そして、ふじさん、たけさん、最後にこのイラストは反則ですよ!!
Posted by agaaga at 2013年06月04日 10:51
落とし処は決まってるから?いいとして・・・
其処に辿り着くまでのお話が良い(・∀・)ウン!!
主人公たちは、はっきり言って“ばかっぷる”な訳でwww
それを取り巻くサブキャラ達に惚れちゃいますね♪
中編の桂さんと言い、今回の大久保さんと言い・・・もう!助演男優賞確定よ!www
イラストもシンクロ率200%!!

ニヤニヤの止まらないお話でした(〃▽〃)
ありがとうございます。そして、お疲れ様でした(*_ _))ペコリン
Posted by 大賢者 at 2013年06月04日 12:08
はあっはあっは〜

今日は気をつけて息しながら読んでましたけど。。。
やっぱり苦しかった〜
大久保さんも大好きなのでもう、本気で悶えましたよ。。。
そうかやっぱりお登勢さん、
上手に教えたはったなあ。ふふふ。
もう、恥ずかしいとか言ってないで
せんせの胸の中に飛び込んでったらよろし!!
Posted by sora at 2013年06月04日 13:02
お疲れ様でした。

大久保さんVS武市さんは やっぱりいいな〜。
大久保さんは クセはあるけど 結局優しいんだもん、いい人ばかりに囲まれて幸せですね、小娘ちゃんは。
しかし、ド嫉妬男て・・・w
あたってるけど・・笑
結局、豚肉はなくても嫉妬心があれば 何よりパワーアップする武市さんですね(^v^)。



Posted by みなみ at 2013年06月04日 13:40
やったー!
アップありがとうございます。
すごかったです。
常日頃インドアの私メが、今日はよんどころなく外出をする羽目に。(日ごろの行いの悪いせい?)途中で、そうだ、スマホでも読めるんじゃ?と思い「ふ・ら・ふ・ら・・・」と検索してヒット。見てみたらアップされているじゃあーりませんか!
見てみたら、スマホでは名前が入力できなくて、「もったいないから、がまんして帰ってから読んだほうが・・・」と0.5秒ほど悩んだ末、即読み開始。
周りに人が大勢いる中、プッと噴出すのをセキでごまかし、ニヤニヤ笑いの口元を手で覆いと、こりゃ絶対キョドってるぞ私、と思いながらも読むのをとめられませんでした。
ああ、素敵だー。ウェブ上もいいですが、こうなってくるとリアルで挿絵というかカラーイラスト入りの本にしていただいて、いつも手元においてなでさすりつつ愛でたいなと危ないことまで考えてしまった私メでございました。
Posted by 茶々 at 2013年06月04日 14:04
待ってました!!(`・ω・´)キリッ
先生の独占欲…フフフ←
桂さんも素敵でしたけど、大久保さんもまたまた素敵ですた(//▽///)
ふじさんのお話みて明日のテスト頑張ります!
あ、以蔵おいしかったです(笑)またお願いしますねっ!!←
次は晋作さんもぉぉっっ!(<●>Д<●>)クワッ
っていうリクエストをこっそりとか言いつつ結構押しで…((殴

Posted by 日向 at 2013年06月04日 14:09
ふじさ〜ん、待ってました後編!!お仕事があるのに小説の方も大変かと思いますが待っただけのことはありました!!ニヤケ顔が読んだ後も戻りません!!!本当に小娘ちゃんは男を知らなさ過ぎて先生は苦労しますね(笑)でも大久保さんの登場も好きです〜。歌の意味もこうやって書いてもらうと益々萌ますぅ。イラストの隣私が添い寝しますわぁ〜(笑)先生の願いはいつ叶うのかな〜なんて楽しみです。あと、小娘ちゃんの豚肉料理も気になるかな〜。次のお話楽しみに待ってます〜。
Posted by まき at 2013年06月04日 14:12
毎日朝昼夜とチェックして待ってましたよ!!←

先生への薬をやっぱりヤキモチですか!(笑)
元気になったらなったで
小娘ちゃんは色々困りそうですけどwww
私はそれを楽しみにしています(笑)
Posted by ぽにょ at 2013年06月04日 14:49
fujiさん 後編も素敵でした。カワイイ先生、ヤキモチ、激昂、甘甘、どSのフルコースで、胸いっぱい。夕飯いりません。。
大久保さんとの対決、すごく萌えましたー。本編先生√で致命的にやられた怪我→くちびるふにふに≠フシーンを思い出しました。
大久保さん、外見は好みではないんですが、高飛車な言葉責めにはゾクッとくることがありますねー。
せ、先生。。浮気じゃありませんよっ(`-д-;)ゞアセアセ。
次の作品も超楽しみにしている私たちのためにも、(図々しくてスミマセン)お体大切にしてくだされーー。(こだまw)
Posted by たたた at 2013年06月04日 15:23
>kamikakusiさん
お待たせしてすいません、でもうれしいです〜(>_<)
大久保さんいい人でしたね〜。
小娘ちゃんの後を追ってすぐ寺田屋に来るとは・・・たぶんあんな証文が部屋にあったら、さすがの大久保さんも寝れないからだと思います(笑)
お茶落っことした時の脳内をぜひのぞいてみたい。
たけさんのイラスト、素敵ですよね!
添い寝させてくれえええщ(゚Д゚щ)
コメントありがとうございました!がんばってください!


>かえでさん
出る前に読んでいただけたとは・・・ありがとうございます!
先生なら、大久保さんが想像したことよりきっとすごいこと想像して、してもらってることでしょう(笑)
ひ、一晩の教育・・・ハナヂでそう・・・ぐはぁっ≧(゚Д゚щ)
かえでさん、もう例のお題できたんですか!
やばい多分私だけできてない・・・考えなきゃ〜(>_<)
コメントありがとうございました!


>agaagaさん
はい、ティッス丸めて〜ぐりぐり。
大久保さん、お茶、こぼしてましたね〜
あの大久保さんが、粗相を・・・何を考えた!何を!(笑)
せっかくのゴールドチケットを豚肉料理に交換しなければならない大久保卿が不憫すぎる・・・
私も先生が一番過ぎて、なかなかがっつり苛められません。え、そうでもない?
たけさんのイラストは反則技の美しさですよね!
本家のスチルよりステキです・・・
コメントありがとうございました!


>大賢者さん
落としどころはいつもワンパターンです(笑)
なんだかんだ言って毎回ちゅーしてる?ほんとバカップルですよね。
てゆうか知らずに大久保さん待機の部屋にされた龍馬さんて・・・(笑)
周りの皆さんは振り回されてばっかりいるのに、いい人ばかりだ・・・
イラスト、シンクロ率200%いただきましたよ!たけさん!
コメントありがとうございました!


>soraさん
大久保さん、大活躍でした〜♪
ていうか振り回されて不憫・・・(T_T)
歌の訳を小娘ちゃんにわかるように教えられるのはお登勢さんしかいません。
きっと若いころはたくさん文だの歌だのもらってたはずです。
小娘ちゃんのレベルを考慮して深読みは伏せたのだと思われます(笑)
でも今回も少しだけレベルアップ。
そろそろ・・・どうですか?先生!
コメントありがとうございました!


>みなみさん
大久保さん、優しいですよね。
もっと証文を利用してやれることもあっただろうに・・・
きっと、あんな証文が手元にあったら、さすがの大久保さんも夜寝れないから(笑)返しに行ったのだと思います。
あんなことやそんなこと・・・させちゃう妄想で(笑)
先生、豚肉食べる前に回復いたしました。
それを読んでたとしたら、大久保さんがすごすぎる・・・
コメントありがとうございました!


>茶々さん
お待たせいたしました。
外出先でも読んでくださるなんて・・・うれしいです〜(T_T)
スマホでも読めるんですね!自分が持ってないので、そういう事すらわからない(笑)
本にして手元に、なんて、なんて嬉しいお言葉ですか!
しかもカラーイラスト入り!?きゃあああ!
私が欲しいです!(←あれ?)
コメントありがとうございました!


>日向さん
お待たせしました!(`・ω・´)キリッ
先生の独占欲はガチガチなところが良いです〜♪
てゆうか明日テストなんですか!
大丈夫ですか、こんなの読んで。解答欄に「添い寝」とか書いたら駄目ですよ!
あれ?今ってマークシート?
以蔵、そうそう以蔵ね・・・って出てねーしщ(゚Д゚щ)
高杉さんは桂さんとセットで出すと、ついつい黒桂のフォローに回ってしまうんですよね〜
バラ売りできるかしら。
コメントありがとうございました!


>まきさん
お待たせしました〜!
やはり残業してからだとなかなか筆が進まなくて、こんなふがいないわたしの小説を、待っていてくださってありがとうございます!
すっかりウチの小娘ちゃんは「鈍」が板についてしまって、なかなか取れません。
どうやって取るんだろ、コレ。
イラストの先生は確実に誘っております。
まさに小娘ホイホイ。何匹の小娘ちゃんがふらふら〜っと捕らわれてしまうかわかりません。
コメントありがとうございました!


>ぽにょさん
そんなにチェックしていただいてたとは・・・
ありがとうございますぅっ!
先生は豚肉食って復活よりも嫉妬して復活の方がらしいですね(笑)
小娘ちゃんとモニョモニョ・・・するためなら気力で傷だって塞ぎそうです!
リアルに考えて腰が引けはじめた小娘ちゃんですが。
ネットとか雑誌とかないもんねぇ・・・(何を調べるかは置いといて)
コメントありがとうございました!
Posted by ふじ at 2013年06月04日 15:26
>たたたさん
言われてみて気づきました(笑)
たしかに、カワイイ、ヤキモチ、激昂、甘々・・・網羅しちゃった?
最終回? いやいやまだ妄想しますよ!多分!
本編のふにふにシーンは良かったですよね〜
あれで武市脳にやられた娘さんも多いはず。
大久保さんのセリフは書いてて楽しいです。
いかにエラそうにふんぞり返って言わせるかがポイントというのが楽しい(笑)
昨日はご心配おかけしました。注射の効能か、けっこう普通に元気ですが、自重して外出はひかえようと思います〜(でもパソがあれば退屈しないし)
コメントありがとうございました!
Posted by ふじ at 2013年06月04日 15:35
…天然っ子はいろんな意味で怖いです…そして、女将さんも強い!……と思ったら大久保さんも負けてないし。「悋気も使いよう」って…凄いです。大久保さんはやっぱドS仲人が似合うような気がします。(ぇ

で…こちらの大馬鹿者のご紹介、ありがとうございます…えーと九作目後は分岐型パラレルワールドってことで(^^;  お仕事お疲れ様です。わたしゃ何も無くても止まる時は止まります。もっとも…今は武市さんやら大久保さんやらの電波がすごいので、書きたいけど頭冷やさなきゃ、モードの感覚も…(汗
Posted by りゅーま at 2013年06月04日 15:46
ヤバいです!!!!!
すごくドキドキしてしまいました!!
Posted by 菜々子 at 2013年06月04日 17:55
>りゅーまさん
やっとリンク貼らせていただきました!
すぐに2話目がアップされて、うれしいです。
先生がいなくても先生のことを悪口大会する男共に萌え・・・
って、ここに感想書くな!って感じですね。
大久保さんのSっぷり、難しいですね〜
出せてるか疑問です。だって結局、証文破棄してくれたし、先生の血の気は戻してくれたし、席は外してくれるし、めちゃめちゃいい人じゃん、みたいな。
そちらの大久保氏も楽しみにしてます〜
コメントありがとうございました!


>菜々子さん
いらしゃいませ〜♪ 
最後のイチャイチャ、短くてすいません。
いい加減みなさん飽きたかな〜と思ったんですが。そうでもなかったかな?
ドキドキしていただけたのなら、良かったです〜♪
コメントありがとうございました!
Posted by ふじ at 2013年06月04日 19:31
この後どうなるのかなー?と思っていたのですがこれはもう期待以上!!
いつもよりも強く唇を噛み締めニヤニヤを必死に抑えてました(笑)
そしてお登勢さんが好きです(笑)

これからも萌え(?)をお願いします!
応援しています(`Д´)ゞ
Posted by ヒカリ at 2013年06月04日 19:36
>ヒカリさん
期待以上と言っていただけてうれしいです〜!
お登勢さん、私も好きです♪
かっこよくて強い女性の理想像かな〜
京都弁がむずかしいです。でも楽しい。
言葉で言えば龍馬さんはほんとに難しい。
大久保さんは薩摩弁じゃなくてヨカッタ・・・
これからも先生の萌えを追求していきたいです。
コメントありがとうございました!
Posted by ふじ at 2013年06月05日 01:17
小娘・・・。「君はにぶ・・・」ですね、まったく(^_^;) 大久保さんも、こっそり小娘呼びつけて約束果たさせることもできるのに、わざわざ先生のところに来るのが、意地悪いというか優しいというか・・・(笑)小娘がこんなんだから、先生はずーっと刺激されっぱなしで、倦怠期が来そうもないですね(#^.^#) 例の手紙は、いっそのこと、寺田屋全員に見られちゃって欲しいです(笑)うらやましがる龍馬さん、慌てる慎ちゃん、絶句する以蔵・・・(笑)
Posted by ディル at 2013年06月05日 10:41
体調は回復されました?

少しづつ縮まる先生と小娘ちゃんの距離がいいですねぇ。
妻になる日まで見守りたいです☆
最近は他のキャラクターも活躍していて、さらに広がりましたよね。毎回楽しみです。
Posted by akane at 2013年06月05日 11:01
>ディルさん
「君はにぶ・・・」ですね、まったく。
確かに小娘がこんなんだから先生は退屈しないのかも・・・(笑)
先生はあの歌を関係者全員に見せびらかしたいと思ってるでしょうね〜
今日慎ちゃんルートで井戸で頭を冷やすシーンでした。合わせたつもりはなかったのですが、ウチの慎ちゃんは濡れた先生に手拭いを貸したのに、慎ちゃんルートの先生は慎ちゃんに水を投げつけてた・・・ヒドイな、お前!(笑)と勝手に思った私。
コメントありがとうございました!


>akaneさん
ご心配おかけしました、大丈夫です!
昨日は久しぶりに爆睡したらしく、今朝(?)起きたの昼近くでびっくり(笑)
よく寝ました〜(〃ω〃)
じりじりする進み方ですが、そう言っていただけるとうれしいです〜
いつも読んでくださって楽しみなんて言っていただいてほんと果報者です。
コメントありがとうございました!
Posted by ふじ at 2013年06月05日 13:03
日記はバトン部屋でしたので今日はこちらにて―
さて、お歌は桂さんお登勢さんのダブルヘッダーで存分に堪能させていただきました^^;私も勝手に証文書いとこうかな〜「いつでもなんでもします」って。え、いらね?ww しかし、お外での活動はのびのびできてよろしいな〜あんなチンケなこと?!で禿げる!?ほど悩んでた自分が情けないわっ。あれからいろいろ考察した結果、やはり再投下することに決めました。ファイルは乾の呪い?!で戻ってこないんだけど、また書いてやったwww もし、追放されたらここに居候させてもらえますか。そうそう、祝10作目!!
Posted by KYOA at 2013年06月05日 18:01
>KYOAさん
解説は誰かにさせちゃえプロジェクト、完遂です〜(笑)
証文、先生以外の人に預けちゃだめですよ!
先生が悋気で噴火しちゃいますからね!
「僕以外の男に見せちゃ駄目だよ・・・」てホラ。
モバゲ内の結界は気を使いますよね。
お外は自由ですからいつでもこちらにおいでください(笑)
あ、ほんとだ、記念すべき10作目!ありがとうございます!
10作目にたけさんからイラストが頂けるなんて〜(T▽T)
もうこれ以上はないです!
コメントありがとうございました!
Posted by ふじ at 2013年06月05日 19:58
ああ・・・・最新まで全部読み終わっちゃいました・・・(←抜けがら)。今、大久保さん√なんですよ。先生は大久保さん√のための布石だったんですが、見事に先生の方にハマっちゃいましたね(^_^;) でも大久保さんも好きなのでこちらの小説に登場すると非常にテンション上がります!さて、大事に読んできたのに読み切っちゃったので、また最初から読もうと思います(笑) 小娘!羨ましいぞっっ!!
Posted by sakuya at 2013年06月07日 23:36
>sakuyaさん
読み終わっちゃった、なんて言っていただけるなんて・・・ありがとうございます〜(T▽T)
先生にハマる方はどっぷりハマるのが定説でございます。
もうあなたは逃げられない・・・(←怖いわ!)
大久保さん、わたしも好きです。本人ルートじゃないところでイジワルしてる方が好きです。
すなわち先生ルートの大久保さんが好きという。
魅力的なキャラばっかりで困っちゃいますよね。
総ちゃんも出したいんだけどな〜
出番がどうしても作れない・・・以蔵と戦わせてみる?(←無責任)
コメントありがとうございました!
Posted by ふじ at 2013年06月08日 00:37
>総ちゃんも出したいんだけどな〜
>出番がどうしても作れない・・・以蔵と戦わせてみる?(←無責任)

あ、やって、やって。やってくだされ〜〜。
総司くんは、一番最初にやったキャラなんですが、結構かわいくて好き。
犬好きな私なので、助けるために滝つぼにおっこっちゃうとこが”ツボ”。
勝手いってすみませぬ。
Posted by 茶々 at 2013年06月08日 07:30
>茶々さん
私も最初は総ちゃんでした。
幕末と言ったら新選組、新選組と言ったら総ちゃんでしょ、みたいな。
滝つぼのシーンはツボでしたよね〜、って何を言わす!(笑)
他ルートだと絶対見られない総ちゃん、かわいかったです。
ギラリも好きなんですよね。
これまでも平ちゃんじゃなくて総司でどうかとか、土方さんじゃなくて総司でどうかとか考えたんですが。
総ちゃんだと油断してくれなそうで。
そこで話が終わっちゃう(笑)
でも出したいのでなんかいい手が浮かんだら、ってことで。
コメントありがとうございました!
Posted by ふじ at 2013年06月08日 20:37
ふじさん今更コメしにきましたorzそうですか、初鳴きとはそのことでしたか。もう読んでるときは萌え突っ込みどころが色々あったのに(慎ちゃんも以蔵も桂さんも!!)、でも結局、初鳴きなんですもん、このすけぺいため!それあんま連呼しないで!!(笑)あと、はとまめで激渋茶こぼす大久保様がかわいくてびっくりするほどキュンしました!その後の悪い笑顔とかもうめちゃくちゃ想像できますwwwそしてわかりづらいお見舞いとかもうもうっ!fujiさんとこの大久保様はあれですね、自分を当て馬とご存じの上で(笑)楽しんでらっしゃいますね!いやでも先生とまでは言わないまでも嫉妬に苦しむ大久保様も見てみたい!(^^)と願望をぶちまけてみました。今回もホント素敵なお話ありがとうございました☆いつも萌エネチャージありがとうございます!
Posted by mochi at 2013年06月12日 00:47
>mochiさん
す、すけべいた・・・上手い!(T▽T)
今更なんてことはございません。コメいただくのに10日後だろうと100日後だろうと100年後だろうと、嬉しいです!
あ、100年後は無理か。乾さんみたいに妖怪変化じゃないし、私。
大久保さんにキュンしていただけてうれしいです。
大久保さんにしちゃかわいすぎるかな〜、らしくないかな〜とも思ったのですが、私が見たいからいいんだ!とハトマメ決行。
自制心の強いこの方が嫉妬に苦しむ姿も・・・おいしいですな。
コメントありがとうございました!
Posted by ふじ at 2013年06月12日 03:34
はじめまして。
昨日子供為にネット検索してたまたまヒットしたのをたまたま読んではまってしまった者です。
ネットで小説を読んだ事もなければ、幕末志士の恋愛事情?も知らないのに最初から最後まで読まずにいられませんでした。
実は歴史の中でもこの辺は嫌いでした。気分が暗くなってしまうからです。
でもここでは皆が生き生きと生きています。なんだか心が暖かくなりました。こんな素敵な小説の中で生き続けているなんて、彼らはとても幸せだと思います。武市先生もここで幸せに生き続けて欲しいと思いました。もう祝言でもなんでもあげてどんどん幸せにしてください。登場人物皆素敵で本当に読んでいて幸せな気持ちになりました。ありがとうございました。続きも楽しみにしています。
Posted by たっちゃん at 2013年06月27日 09:44
>たっちゃんさん
はじめまして!
まさか幕恋知らない方にも読んでいただけるなんて、思っても見ませんでした。
すごくすごくうれしいです!ありがとうございます〜!(>_<)
私も幕末の悲劇だらけの時代は暗くなりがちなので、あまり読んでませんでした。
だからこそ、史実をブッ飛ばしてゲームを成り立たせてる幕末志士の恋愛事情にハマったのかもしれません。
本来、寺田屋は有名な事件のあった場所ですが、私の小説ではそれすら無視しちゃってます。
創作の特権です、使わないと損です(笑)
武市先生も悲劇の人ですが、だからこそ幸せになってほしいです。
ほんとに読んでくれてありがとうございました。
これからもよろしくです。
Posted by ふじ at 2013年06月27日 23:14
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